くろうさの小さな家

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新型コロナウイルスの【濃厚接触者】になりました

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新年明けましておめでとうございますー!!
って三が日が過ぎたらブログをはじめようと思っていたのに

年明けすぐにまさかの新型コロナウイルスの【濃厚接触者】となってしまいました。。。

 

書くかどうか迷ったのですが
緊急事態宣言も出ている最中、誰かしらのなにかしらの参考になることもでもあればと思って書くことにしました。
実際にわたし自身もいざとなると分からないことだらけで、気になることはめちゃくちゃ検索して調べたりしました。

やっと落ち着いて、ブログができる状態になったので

・なぜ濃厚接触者になったのか
・濃厚接触者となったらどうなるのか
・PCR検査はどんな感じ?子どもは?

そのあたりのことをお話ししていきたいと思います。

ちなみにPCR検査を受けて家族3人結果は陰性で、今は日常生活に戻っています。

わたしはこうだったというあくまで個人の経験談なので、個別具体的なケースはそれぞれ人によって場所によって異なることもあるかと思いますのでご了承くださいね!

新型コロナウイルスの【濃厚接触者】になった話

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発覚:【濃厚接触者】になったとわかったとき

1月5日

まずわたし自身がはじめに知ったのは、会社にいた夫からの電話でした。

「義母が発熱して検査したら、陽性だった」と聞かされて、寝耳に水でした。
義母は1/3に発熱し、1/4にPCR検査を受け、1/5に陽性と結果が出たそうです。
幸いにも義母は1日発熱しただけで、体調はこのとき良好とのことでした。
義父が医療施設の関係者ですぐにPCR検査を受けることができたようです。

実は1/2に家族で夫の実家へ行っていたので、わたし達は【濃厚接触者】となったのです。

濃厚接触者というのは下記の通り、感染者との接触距離と時間によって保健所がヒアリングした上で判断されるそうです。 

 

  濃厚接触者は、新型コロナウイルスに感染していることが確認された方と近距離で接触、或いは長時間接触し、感染の可能性が相対的に高くなっている方を指します。
濃厚接触かどうかを判断する上で重要な要素は上述のとおり、1.距離の近さと2.時間の長さです。必要な感染予防策をせずに手で触れること、または対面で互いに手を伸ばしたら届く距離(1m程度以内)で15分以上接触があった場合に濃厚接触者と考えられます。
 新型コロナウイルス感染者から、ウイルスがうつる可能性がある期間(発症2日前から入院等をした日まで)に接触のあった方々について、関係性、接触の程度などについて、保健所が調査(積極的疫学調査)を行い、個別に濃厚接触者に該当するかどうか判断します。接触確認アプリを利用いただくと、陽性者と、1m以内、15分以上の接触の可能性がある場合に通知が行われ、速やかな検査や治療につながります。詳しくはこちらをご覧ください。
 なお、15分間、感染者と至近距離にいたとしても、マスクの有無、会話や歌唱など発声を伴う行動や対面での接触の有無など、「3密」の状況などにより、感染の可能性は大きく異なります。そのため、最終的に濃厚接触者にあたるかどうかは、このような具体的な状況をお伺いして判断します。

引用:新型コロナウイルスに関するQ&A(一般の方向け)|厚生労働省

 

濃厚接触者の定義はなんとなく理解していたので、義母が陽性だったと聞いてすぐに該当するんじゃないかと思いました。

 夫からは「まず保健所から連絡があるようだから、待ってて」と言われたので、
家にいたわたしはむすめと出掛ける予定だったのを取りやめて待っていました。

連絡を受けてからこのときの「不安」たるや、今でも思い出すとしんどくなります。

会社にいた夫は上司に話してすぐに早退することになりました。
そのとき不安に思った夫は、保健所からの連絡を待たずにこちらから電話をかけ事情を説明して、保健所の案内でPCR検査の予約をすることになりました。
今考えると保健所の方も業務手順があると思うので、きちんと連絡を待つべきだったかもしれません。

 それから義母の住んでいる地域の保健所からも連絡があり、わたしたち家族は【濃厚接触者】に該当しますとの説明を受けました。

 この時点でわたしも夫もむすめも何も症状はありませんでした。

不覚:なぜ【濃厚接触者】になった?

1/2に夫の実家へ行き、食事を共にして数時間一緒に過ごしたしたからです。

実は年末から年始に実家へ行くことに関してわたしは大反対をしていて、延期にすべきじゃないかとしつこく当日まで言い続けていましたが、、、無理でした(*_*)
わたしの方の実家は少し遠方で、そして両親が持病持ちなので早々に年始の帰省は見送ることになっていました。

夫の実家の方は義姉家族やおばあちゃんも含めて全員集まる気満々だったので、いくらわたしが夫にお願いしても6対1では覆すことができず。

だけど、あとから思えばこれが本当に不覚でした。

色々提案もしてみたのですが誰にも響かず(ごはんを食べるのはなしにして、マスクをして短時間だけ会うことにするとか)、最終的には心が折れてしまったんです( ノД`)…ちょっと夫ともケンカになったし

でもなにがなんでも断固行かないぞ!ともしようと思えばできたわけです。

もうこれが自分の中でめちゃくちゃ後悔して、あとあとメンタルがやられました。
こうなったのは自業自得といえばそうです。わたしや夫は。

でもむすめは違います。
もし感染してたらどうしよう…と、本当に胸が押しつぶされそうでした。

あとから何を言ってもわたしの言い訳にしかなりませんが、避けるべきだったリスクのある行動をとってしまった自分にとても後悔しました

もちろん感染してしまった義母を責める気は全くありません!
感染経路不明だったそうで、こればっかりは誰にでも起こりうることなので仕方ないですよね。

検査:【PCR検査】(唾液検査・鼻咽頭検査)を受ける

1月6日

濃厚接触者と分かってから翌日、PCR検査を受けるための案内の電話がありました。
(保健所との電話のやりとりはすべて夫)

1/7の午後に家族3人とも受けることになったのですが、わたしと夫は同じ病院で
むすめは違う場所を指定されました。

これはわたしと夫は「唾液採取による検査」で、2歳のむすめはそれが出来ないので「鼻咽頭ぬぐい液による検査」になるためです。

小さい子供は唾液採取が難しいため、鼻咽頭ぬぐい液による検査になります

移動手段は車を持っていないので、電車を使うことになりました。
そのため保健所の方が事細かに検査場所までの最短ルートを丁寧に教えてくださりました。

唾液採取による検査を受ける注意点として、10分前まで水だけはOK。
その他の飲食と歯磨きは1時間前に済ますようにとのことでした。

夜にもまた保健所から連絡があって、健康状態の確認でした。
この日も私たちは特に症状は見られず、健康状態に変化はありません。

 

1月7日検査当日。

指定された検査の場所までは結構遠かったです。
検査場所は限られているので、これは住んでいる地域にもよるのかと思います。
むすめを連れての移動は少し大変でしたが、出来るだけ接触しないよう気を付けて向かいました。

唾液採取による検査

まず、わたしと夫が指定された病院へ。
検査を受ける人の入り口も指定されていて、入り口にいる係の人に声を掛けてくださいと言われていました。

係の方に声を掛けると、病院の敷地内を案内してくださりました。
そして案内されたのは敷地内の駐車場のような場所で、屋外に検査場が設けられていました
だいたい15名ほどの医療用防護服に身を包んだ方がおられ、寒空の下で順番に案内されていました。

本当に寒い日でしたが、どなたもとても親切でむすめにも気を配ってくださったりして、なんだかわたしは申し訳なさでとても心苦しい気持ちでした。

唾液採取は隔離された仕切りの中で一人ずつ、自分で唾液を容器の中に入れ、防護服を着た係の人に確認をしてもらい、また別の係の方へ提出します。

思ったよりも唾液の量が必要で、寒くて乾燥してたのもあってなかなか出しづらかったです。これは小さい子どもには難しいなと思いました。

夫とわたしで交代でむすめを見ながら唾液採取をして、10分ほどで終了しました。

鼻咽頭ぬぐい液による検査

今度はむすめの検査のために、別の検査会場へ20分ほどかけて移動しました。
検査会場の場所は検査を受ける人にしか分からないようになっていて、どちらの会場も係の人に案内されるようになっていました

早く着いて予約時間まで待つことになりました。
また検査会場は外なので風が強くて冷え込んでいたのですが、係の方がむすめを気遣ってくださりカイロやヒーターを持ってきてくださいました(;_:)不安が大きかったので、親切にして下さってとてもありがたかったです。

予約時間になり案内された検査場所は白いテントの中でした。
わたしが椅子に座って、むすめをしっかり抱きかかえて先生が鼻の奥へと検査の棒を入れるのですが
見てるだけでも痛そうで辛そうで本当にかわいそうでした。
検査自体はすぐに終わりましたが、むすめはしばらくの間大泣き状態でした。。。

本来なら受ける必要のなかったことなのに、むすめにほんと申し訳なくってわたしまで泣きそうでした。

 

結果:全員陰性でした

1月8日

別会場で検査したため、わたし達の結果とむすめの結果の連絡が保健所の方から別々に時間差できました。
後から連絡がきたむすめの検査結果を聞いて、ひとまずほっとしました。

義父も陰性だったので、今回陽性となったのは義母だけでした。
義姉家族も1/2に一緒にいたのですが、義姉家族は検査を拒否したようで。。。
ちょっとなんとなくめんどくさいのでそこは詳しくは聞いていません(^^;)

義父が陰性だったため、義母は1/7からホテル療養することになりました。

経過:2週間の外出自粛生活

 検査結果は「陰性」でしたが、感染者との接触後2週間の自宅待機となりました。

感染者と接触した日は1/2なので、その日から数えて14日後の1/16までが自宅待機となります。

夫は会社を休み、外出は控えて他者との接触も避けて生活しました。

ですが、わたしは検査後ぐらいから体調を崩してしまい、、、
ひどい胃痛に襲われて、しばらく寝たきり状態でした。
12月も体調は良くなかったので、ここにきてドーンとメンタルがやられて胃がおかしくなってしまったようです。

不要不急の外出は避けなければいけないわけですが、
市販の胃薬が全く効かなくて3日間絶食状態になってしまって病院に行かざるをえず、かかりつけ医に相談して受診しました。

その後、しばらく薬とお水とお粥だけで自粛生活期間はほとんど食べれない状態だったので5キロも体重が落ちてしまった上に
一緒に体力も落ちちゃって復活までに時間がかかりました( ;∀;)

自宅待機中はずっとわたしが寝たきりだったので、夫が家事と育児を全部担ってくれました。
買い物は全部ネットスーパーでお願いしていて、本当に助かりました。

今はなんとか体調を取り戻して、やっと普段の生活ができています。

さいごに

 2週間の外出自粛生活が明けたものの崩れた体調を戻すのに時間がかかったので、1月はほとんど外出できない生活でした。

濃厚接触者になって感じたことは、自分が想像していた以上に精神的な負担がとても大きかったことです。

むすめが感染していないか、自分や家族が感染していないかなどの不安な気持ち
むすめにかけてしまった負担とリスク回避できなかった自責の念
また過酷な環境で従事されている医療関係者の方や大変な中にもかかわらず親切丁寧に対応してくださる保健所の方々、、、

色んな思いが巡りました。

今回は誰も大事に至りませんでしたが、本当にたまたま運が良かっただけにすぎません。
もし感染していたら、、、わたしの実家の方に帰省したりしていたら、、、
お義母さんが重症化してしまっていたら、、、
などなど考え出すと本当に怖いです。

でもやっぱりわたしが今すぐ出来ることというのは、感染防止対策をしっかりしていくことしかないんですよね。
わたしはこの経験をしたので、これからより気を付けていきたいと思っています。
対応していただいた保健所の方や医療従事者の方々には本当に感謝の気持ちでいっぱいです。

 

誰かに対してなにか言える立場でも専門家でもないので、今回はわたしの経験したこと・思ったこと・わたしはこうしますということだけに留めたいと思います。

なにか気になることがあれば、こちらで適切な情報をご参考ください。

【新型コロナウイルス感染症について|厚生労働省】

追記:

あと濃厚接触者となって知ったのですが、濃厚接触者も災害時の避難場所が変わります!
指定の避難所への避難となるようです。
ただでさえ大変な災害時にコロナもと考えると。。。
とにもかくにも感染しないように気を付けるしかないですね。

 

1日も早くみんなが安心して過ごせる日々がきますように。。。

 

今月いっぱいはブログをお休みして、2月からまたお家の片付けなどなどがんばっていきたいと思います!(*'▽')
どうかまたお付き合いくださいませ。本年もよろしくお願いいたします。

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